堂堂たる人生 (1961)

業績不振の玩具会社に勤めるサラリーマン裕次郎が、幾多の苦難を切り抜けて大勝利を得るまでの波瀾万丈を描く青春文芸篇。週刊明星連載の源氏鶏太の同名小説を池田一朗が脚色、牛原陽一が監督した裕次郎の復帰第二作。撮影は高村倉太郎。音楽を小杉太一郎。

監督:牛原陽一
出演:石原裕次郎、長門裕之、芦川いづみ、桂小金治、清川虹子、東野英治郎、宇野重吉、藤村有弘、中原早苗、殿山泰司

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堂堂たる人生 (1961)のストーリー

気どった調子で観光客に雷門を説明していたバスガイド嬢が、派手にひっくり返った。走ってきた玩具の自動車に足をとられたのである。カンカンになったのは、彼女の友達で、下町娘のいさみ(芦川いづみ)だ。犯人は老田玩具株式会社の中部周平(石原裕次郎)と紺野小助(長門裕之)。新玩具のテストをしていたのである。周平は競争相手の興和玩具の竹平支店長が何とかスカウトしたいと狙っているほどの腕ききだった。その夜、バーで一杯やった周平は女給の弘子(中原早苗)に誘われて寿司屋へ入った。そこはなんと昼間ケンカしたばかりのいさみの家だった。しかもいさみは老田玩具の社長(宇野重吉)に入社させてくれとネバッているところだった。が、老田玩具は倒産寸前で、社長はうんといわない。

周平と小助は会社の危機を救うため、興和玩具の大阪本社へ行って二百万円の金を借りてくるよう命じられた。同じ汽車にいさみが乗っていた。金策がうまくいったら、雇って貰うつもりなのだ。彼女は大阪に着くとすばらしいアイデアを思いついた。周平の友人で科学研究所の高宮(小野良)が発明した新しいXYZガスを使った革命的玩具の独占販売権で二百万円借りようというのだ。が、竹平社長(桑山正一)は相手にしない。夜の町に出た周平は顔馴染のバーで、マダムのパトロン原大作(東野英治郎)と知り合い、二百万円借り入れに成功した。また竹平社長も二百五十万円を出してくれた。竹平社長はXYZガスの販売権を持つ老田玩具乗取り工作にかかったが、周平、小助、いさみの三人は孤軍奮闘、アメリカの玩具王と大口の契約を結んで老田玩具を立ち直らせた。

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