あした晴れるか (1960)

東京新聞に連載した菊村到の原作を池田一朗と中平康が共同で脚色し、中平康が監督した明朗篇。撮影は岩佐一泉。

監督:中平康
出演:石原裕次郎、三島雅夫、清川玉枝、芦川いづみ、渡辺美佐子、杉山俊夫、信欣三、中原早苗、東野英治郎、西村晃

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あした晴れるか (1960)のストーリー

秋葉原のヤッチャバ(東京青果市場)につとめる三杉耕平(石原裕次郎)は写真大学を卒業、本職はカメラの方である。その耕平は、ある日、桜フィルムの宣伝部長宇野(西村晃)から“東京探検”というテーマで仕事を依頼された。そして耕平の一切の面倒をみる担当として、宣伝部員の矢巻みはる(芦川いづみ)をつけられた。みはるは大変な才女で耕平にとっては全くの苦手だった。その上バー“ホブーブ”の女給セツ子(中原早苗)も耕平を追いかけ廻しているので苦手が二人できたわけだ。その夜宇野に連れていかれたバーでみはるが愚連隊に因縁をつけられたが偶然通りかかったみはるのいとこ昌一(杉山俊夫)によって救われた。翌朝耕平は目をさまして仰天した。みはるの家に泊ってしまったのだ。そのみはるには、しのぶ(渡辺美佐子)という美しい姉がいた。しのぶは、美容学を研究しているおしゃれな下田(庄司永建)に眩惑されていた。さて、いよいよ耕平の本格的仕事が始まった。深川の不動尊、佃島の渡船場、旧赤線地帯、野犬抑留場--みはるは一日中耕平の傍につきながら、彼の無心の仕事振りに惹かれていくのを感じた。ふとしたことから耕平はセツ子の父親清作(東野英治郎)と知り合った。清作はかつてヤクザだったが今は堅気の生活をしている。しかし六年前に清作がビッコにした人斬り根津という男が彼を探していた。しかし或る日根津に探し出された清作が、アワヤという時に耕平がとびこんで救けた。--ここ桜フィルムのギャラリーは満員だった。耕平の次々と発表する“東京探検”作品展は大変な人気を呼んでいた。大当りに気を良くした宇野は、この次の企画として“アフリカ探検”を耕平に用意してあると言った。みはる、セツ子、昌一、清作は助手を希望して大騒ぎである。下田との愚かな恋に目覚めたしのぶは独り窓に向かって落書した。「昨日風吹き、今日雨吹り、明日晴れるか」しのぶのうるんだ瞳は耕平にじっと向けられていた。

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