黄金の野郎ども (1967)

山崎巌と江崎実生がシナリオを執筆、江崎実生が監督し、安藤庄平が撮影を担当したアクションもの。

監督:江崎実生
出演:石原裕次郎、二谷英明、宍戸錠、広瀬みさ、原良子、名和宏、藤竜也、下川辰平

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黄金の野郎ども (1967)のストーリー

横浜港の港湾工事入札の際、前もっての談合で大山組に落札するはずだったが、黒田組が申合せを裏切って工事請負いをさらってしまった。関東一円に勢力を持つ笹田組の会長笹田(二本柳寛)はこれを重視し、黒田から一千万のおとしまえを取るよう幹部の立原(石原裕次郎)に命令した。立原は部下の加賀(郷英次)と増沢(玉川伊佐男)を連れ横浜に向った。立原が乗り込んでくるという情報に驚いた黒田(富田仲次郎)は、子分に命じて立原の動きを探らせた。立原は大山組幹部の清水(二谷英明)にかくまわれ、策を練っていた。一方黒田は事件が起るのを警戒し、笹田に二千万を贈って、手を打った。それとは知らない立原は黒田組の賭場を襲い、一千万を奪ったため、笹田は事件を立原個人の責任にして、三島(名和宏)に立原を殺すよう命じたのである。立原は笹田の非情な仕打ちに怒り、笹田を射った。そして、足を洗って踊り子のかおる(広瀬みさ)とレストランを開きたいという清水に金を渡し、姿を消した。それから二年、立原は再び横浜に姿を現わした。大山組と笹田組はつぶれ、黒田組が一帯を掌握し横暴を極めていた。レストランを開業した清水も、黒田組に売上げの何割かを取られていた。立原の出現に黒田は動揺した。ある日、清水の店が何者かに放火されたが、立原は、黒田組幹部におさまっている三島をしぼり上げ、黒田一味の仕業と知った。そんな時、立原はかつての部下加賀と会い、黒田組をつぶすべく、力を合わせることになった。一方、黒田は立原を誘い出そうと清水を人質にしたが、立原は巧みに彼を救出した。黒田の家に乗り込んだ立原たち三人は、大乱闘の末に一味を倒し、警官隊に引渡した。すべてが終った後、立原は一緒にレストランを経営しようという清水の誘いを断り、横浜を去って行った。

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