今日に生きる (1959)

北関東の鉱業都市を背景にしたアクションドラマ。山崎巖と江崎実生の脚本を、舛田利雄が監督し、姫田真佐久が撮影した。

監督: 舛田利雄
出演:石原裕次郎、二谷英明、南田洋子、江木俊夫、北原三枝、金子信雄、宍戸錠

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今日に生きる (1959)のストーリー

北関東のある鉱業都市、そこでは宇山鉱業に出入りする三国運輸と山一運輸の間に血なまぐさい空気が流れていた。この町に東京からふらっと職を求めて城俊次(石原裕次郎)が現われた。その城に声をかけたのは、山一運輸の男だ。男は城がトラックの免許を持っていると聞くと喜んだ。山一が、三国運輸に運転手を引き抜かれて困っていたからだ。山一のおやじ・山田(二谷英明)も一目で城にほれこんだ。実際、翌日からの城の働きは超人的だった。三国側のチーフ・安西(宍戸錠)は、そんな城に目をつけ高給を餌に城をつろうとしたが失敗した。ある日町の喫茶店で城は婚約者のユミ子(北原三枝)を見た。東京から城のあとを追ってこの町に来たユミ子は、偶然知り合った宇山鉱業の総務部長・杉浦(清水将夫)の好意でその喫茶店に勤めているというのだ。彼女は城に東京へ帰るよう勧めた。--山田は、宇山鉱業の運輸課長・佐野からセメント山行きを命ぜられた。セメント山、それは文字通り死を賭けた危険な仕事だった。山田は「三国の奴の首ねっこをへし折ってやる」と山を下りかけたが、城に止められた。が、その夜山田は山を脱け出し、翌日溺死体となって発見された。城は山田の死を他殺とにらんだ。ある夜、連れ出された城は、廃工場で危くトラックに轢殺されそうになった。山田もこうやって殺されたにちがいなかった。城は安西と格闘、殺害の犯行を自白させた。数日後、ボスの三国(金子信雄)と安西は逮捕された。杉浦部長は部下の悪事を知り、山一と三国の統合に骨折った。山田亡き後の一家の生活も、株主として保証された。城はエミ子と東京へ帰ることにしたのだった。

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